2004/09/11

ごあいさつ

 今日、稲刈り体験へ家族で参加してきました。

 稲刈りのあとは採れたての新米を、直径40センチはあろうかという大きなお釜で焚いて、ジンギスカンとともに振る舞ってくれました。とても美味しかったです。

 そこで感じたことをひとつ。

 今日の稲刈り体験は、貧困に苦しむアフリカの国へ日本のお米を送る活動の一環でもあって、要所々々で偉い方の挨拶がありました。しゃべり始める時に「みなさん、おはようございます。」などと本当の挨拶をします。この時、大阪にいた頃はだいたいみんなしてシカトしてしまい、挨拶の言葉だけが悲しく浮遊するか、良くてもちょっと会釈をするくらいだったように思います。
 北海道に来てから、今日もそうだったんですが、この挨拶にみんな元気よく挨拶を返します。もちろん子供だけでなく大人もそうです。仕事で講習会などに参加しても、壇上からの挨拶に元気よく挨拶を返す姿を何度も目にしています。 

 あいさつは礼儀の基本。人間関係の基本。ちゃんと挨拶をしなさい、などと子供に教えたりしますが、仕事の得意先や友人・知人・ご近所さんだけでなく、上で書いたような1対多の状況でも挨拶は交わされるべきなのです。なにがいいってとにかく気持ちがいいんです。一瞬にして親密感が高まります。
 こういう気持ちのいい態度を大人が示し、当然のように子供達が従う。これだけでいろんなことがうまくいく気がします。

[Sosiety]


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