2008/03/31

スプログがうっとうしすぎて

このサイトではトップページに「LINKS TO THIS SITE」として、外部からこのサイトへリンクが張られたときに表示しています。クリボウさんが提供してくれているツールを利用しています。

このサイトではスパムの温床となるトラックバックを設置していないので、その代わりです。ところが最近、そこがスプログからのリンクで埋め尽くされています。スプログがなにか分からない場合はこの記事がおすすめです。

このブログでスプログの標的になった記事はこのあたりです。

各記事に下には「LINKS TO THIS POST」が表示してあります。それらが全部スプログです。ここにはサイト内のリンクも表示されるため、そのうちにこの記事からのリンクも表示されるでしょうけど。

WIRED VISION の記事にあるようにスプログを潰すためにはブログサービス提供者に報告するのが一番のようですがなかなか面倒です。Blogger のように、どこかにスプログ報告ボタンがあればワンクリックで済むのですが。

スプログは記事の収集にフィードを利用しているので、全文配信フィードをサマリーフィードに変えることでスプログの標的になることから逃れることができそうで、実際にいくつかの大手ブログサイトでは、それを理由にサマリーフィードに変更しているところもあります。

でも、できればそれは避けたいので、なにかいい方法がないものか考えているところです。

2008/03/26

新聞をどげんかせ(ry

どこかの親切な方が Yahoo! Pipes を使っていろんな新聞社の全文フィードをつくってくれたのを見つけて、どんなもんかと試しにフィードリーダに登録してみたんですが、予想以上のスゴさに驚いています。

驚くべきは、単純にその量と質です。
情報の信頼性が高く、バラエティ豊かで、速報性も高く、文章も写真もクオリティが高いです。エンターテインメント性だってちゃんとあります。
しかしそんなの当然といえば当然で、長くメディアのトップに君臨し続けていて、優秀な人材がたっぷり所属しているのですから。

しかしそんな当然のことなのに、まったく同じ情報が載っていてもあの「新聞」という形態では気づくことができませんでした。さらに各新聞社はもうずっと前からウェブサイトでニュースの配信をしてますが、トピックやサマリーが並んでるだけじゃどこかのニュースサイトと変わらなくて、写真つきの全文で(まるで「新聞」のように)ドカーンと見せられたときに、ようやくそのスゴさに気づいた、ということのようです。

僕の予想では、あと1~2年のうちにフィードリーダーで情報を取得するユーザーの数が一気にに増加すると思っています。この先もブログなどによる情報発信者の数は着実に増加し、また MODIPHI などによる情報のフィード化が加速し、その上でフィードリーダーによる情報取得の便利さが流布され続けると、その相乗効果によってなにかが臨界点に達したとき、フィードリーダーのユーザー数が爆発的に増えると思います。

そのとき、情報発信メディアとしての「新聞」がこのまま廃れていってしまうのか、波に乗ってグッと伸びるのか、分岐点になるのではないでしょうか。

2008/03/25

ううぅ

4月の番組改編で僕の好きなFMラジオの番組が終了してしまいます。

ひとつは札幌の「FM NORTH WAVE」でやっていた「杏子の ARE YOU OK?」です。元バービーボーイズの杏子さんが札幌で10年間続けていた番組で、毎週日曜の仕事帰りに車の中で聴くのを楽しみにしてました。
歌のセクシーな印象とは裏腹に、どういうわけかキャピキャピ感いっぱいのおしゃべりと、そんな中に時折垣間見せる「大人のオンナ」感。で、当然ながら声はあのハスキーボイス。小学生の男の子との絡みなんかもあって、とても楽しい番組でした。あれが終わってしまうなんて残念でなりません。ううぅ。

もうひとつは「BGM/BGV」でもご紹介した「優香の I Feel You」です。こちらは正確には終了するわけではなくて、もともと30分番組だったのが、月~木の5分番組に変わるのです。僕の好きだったあのユルユル感が、たったの5分間で発揮できるのかどうか心配です。というか絶望的だと思ってます。ううぅ。

2008/03/24

Safari 3.1 がスゴすぎるので

 リリースされた直後にダウンロードして、あまりのスゴさにビビりまくって、それ以来いろいろとやってみています。なにがスゴいのかを端的に表現すると、

速くてきれい

これに尽きます。いい仕事というのはだいたいそういうものですね。ただ、そのスゴさをこれだけで済ませてしまうのはもったいなさすぎるので、このあたりをご紹介。

あと細かいところでは、URL の打ちまちがいとかで目的のサイトが表示できない時にはこんな感じで気が利いてます。

それから「編集」の「設定」で「詳細」のなかにある「メニューバーに [ 開発 ] メニューを表示 」をチェックするとあらわれる [ 開発 ] メニューもスゴいです。意味わからないところも多いけどなんかスゴい。

ということで、できることならいま常用してる Firefox から乗り換えられないかといろいろ探してみました。

これでかなり快適になりました。あとは Minibuffer で Reblog コマンドが動くようになればいいんですが。それよりもいつも使ってる Tombloo が対応してくれることに期待してます。きっとしてくれるはずと信じてます。

それから、広告の表示がうざいのでコレ。

あと、ミクシィの3コラムがヤなのでコレ。

僕は上のリンク先から落としてきた「userContent.css」のうしろにミクシィ用の CSS を継ぎ足して使ってます。開発メニューを表示したときにチェックしたところの上の「スタイルシート」で「その他」から先程の「userContent.css」を適用すると使えます。

でもホントは Firefox の Stylish で適用してる useyStyle を全部適用できるといいんですが、僕の能力ではできません。誰か教えてエラいひと!

2008/03/18

河よりも長くゆるやかに

高校生の頃に吉田秋生さんのマンガをむさぼり読んだ時期があって、中でも一番好きだったのがこのマンガです。友達から借りて読んだので、それ以来読んだことはなかったのですが、このまえヴィレッジ・ヴァンガードで復刻版が出てるのを見つけて即購入しました。

久しぶりに読んでみると、なんだかその頃のことがよみがえってくるような気がしました。最終話の最終カットが好きでしょうがない。この前途洋洋な感じ。ビバリーヒルズ高校生白書が好きだったのは、たぶんこれが好きだったからだと思う。

あと、この中に出てくる「ひとの重みって、気持ちいいんだよね。」ってセリフが好きでしょうがない。あのシーンが好きでしょうがない。

ということで、一冊どうぞ。

河よりも長くゆるやかに (小学館文庫)
河よりも長くゆるやかに (小学館文庫)
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 1994/11
  • 売上ランキング: 47928
  • おすすめ度 5.0

2008/03/16

桜のころ

昔から桜の花を見ると血が騒ぐ性分。

子供のころテレビのニュースとかで、
桜の下で花見をして盛り上がっている様子を見ると
うらやましくてしかたなかった。

家族で夜桜見物に行くと
匂うような妖艶さに
密かにクラクラしてた。

中学生のころ、どうしても花見がしたいと親にせがんで
休日の昼間に両親と弟の4人でお弁当もって花見に行ったけど
思ったほど盛り上がらなくて
はっきり言ってつまらなくて
ガッカリした。

考えてみれば母親とむさ苦しい男3人で
会話が盛り上がるはずもなかった。

大阪で就職した会社の裏の公園が花見の名所で
なのにその会社では花見をする習慣がなくて
1年目は酔客たちの様子を指をくわえて眺めていた。

2年目は我慢できず、会社に直訴して福利厚生費をつけてもらい
賛同してくれた同僚らといっしょに花見を主催した。

はしゃぎすぎた。

桜の樹に登った。
枝をゆすって花吹雪。
熱々ラーメンの一気食い。
最終的に会社の玄関前で吐いた。
後輩の部屋に泊めてもらった。

それ以来、その会社では毎年有志で花見が行われるようになった。

僕が辞めたいまでもやってるだろうか?

ソメイヨシノの咲かない北海道へ来て、4月で6年目になる。

2008/03/15

淡々と記録する、ということ

このまえ書いたこの記事に関連して。

というのも、この(↓)記事を読んでいろいろと思い出したので。

匿名ならば「売り込み」のいやらしさは漂いにくい。そして、ネガティブなことも対象を特定せずに書けるから、周囲に迷惑をかける心配が少ない。とはいえ、必要ならばいつでも実名を明かす、という覚悟と内容への配慮は必要だろう。脱線。

なるほどなぁと思いました。匿名で書いていることがいい方向へ転ぶとそういういいこともあるのか、と。でもやっぱり悪い方向へ転ぶことが多いので困るのですが。

ここで重要なのは「ありのまま」であること。
そこでさらに思い出したのがコレ。

ただただ食べ物を淡々と記録するという行為が、ここに来て、圧倒的な真実味と迫力をもって、迫ってくるようになりました。大島さん、頑張ってください!

「淡々と記録する」ということの意味を、これほどまでに思い知らされたことはありませんでした。このことはたしかそのころミクシィ日記に書いたはず。

その「食べたものを淡々と記録するよ」が閉鎖されてしまっているようなので調べて見るとこういうことだそうです。

2006年10月7日、結婚しました。以上を持ちまして記録を終わります。

 

なんという淡々とした終わり方!

「淡々と記録する」ことの偉大な可能性を感じずにはいられません。

2008/03/13

なぜか Wakoopa がおもしろい

これを読んで、僕もためしに Wakoopa やってみました。

その人が使ったアプリケーションのログが残っていく、というもの。バックグランドで動くちいさなアプリを常駐させておくと勝手にログを送ってくれます。

ただそれだけのことなんですが、これだけパソコンに向かっている時間が長くなってくると、その人が使ったアプリのログというのは、その人のライフログのようになってきます。ただ、それは理解できたけど、ただそれだけのことだと思ってました。

しかしログを取りはじめてから、なぜかやたらと気になって見にいってしまいますよ、自分のログを。そんな僕のログがこれ。

Vector Works というのはキャドです。いちおー仕事ですので。かろうじて Firefox を使ってる時間を上回っていて、胸をホッとなでおろしています。よかったよかった。(←ま、いろいろと意見はあると思いますが)

同じアプリを使ってる人とか、いろいろと気になる人をコンタクトとして追加してログを追ってみるとか、いま使ってるアプリの新しいバージョンをお知らせしてくれるとか、似たようなアプリでこんながあるよ、なぁんて教えてくれるとか、いろいろと機能はあるのですが、そういうの抜きにして、ただ単純に自分のログがおもしろい。これをおもしろがってる自分がおもしろい。なんだこれ。

2008/03/11

Firefox 3.0 Beta 4 がいい感じ

ということだったので早速ダウンロードして使ってみました。といいますか、Beta 2 も Beta 3 もダウンロードして使ってみてはいたんですが、常用している機能拡張がほとんど動かなくて、

を発見して、その通りにやってみたけど、「about:config」に「extensions.checkCompatibility」が出てこなくて、どうしようもなくてションボリしながら使うのを諦めてたんですが、今日こんなのを見つけて

こんな機能拡張を入れてみました。

これで見事すべての機能拡張が動くようになりました。タンブラーのダッシュボードで  Autopagerize を動かしたときに2ページ目以降の表示が崩れたりダブったりしますが。

そのあたりを除けば全体的に動きが軽快になった感じがします。いろんなサイトの表示も速くなったような気がします。あとはお気に入りのテーマが対応してくれれば文句なしなんですがね。

2008/03/07

tumblr. 的コミュニケーション

引き続きタンブラーに浸る毎日が続いているわけですが、最近ちょっとうれしいことがありましたのでご報告です。

タンブラーでつくられた tumblelog には一般的なコメント機能はついていません。とはいえ外部サービスを利用すればつけられないことはなくて、実際にコメント欄を設けている人もいらっしゃいます。そんなふうに自由度が高くて押し付けがましくないところもタンブラーの魅力のひとつです。

ただ、タンブラーがリリースされて間もないころに読んだタンブラー開発者の文章に
「あのうっとうしいコメントスパムから逃れるために一般的なコメント機能はありません。その代わりに reblog 機能があります。レッツ・リブログ!」
みたいなことが書かれていて、「ははぁ~ん、なぁるほどぉ。」と納得したことがあって、そのあと何度かのバージョンアップを経て、ダッシュボードにリブログの経緯がわかる「reblog notes」という機能が追加され、リブログ時に各々が追加した文章が読めるようになって、とても緩やかで押し付けがましくなくて、コメントするほうもされるほうもストレスが少なくて、twitter で独り言をつぶやいてる感覚でいたら、おやまぁこれコメントになってたよ、みたいな。

ダッシュボードを眺めていると、自分がポストした写真が Followers にリブログされたのが何度かあらわれてきて、どんなひとが興味をもってくれたのか気になって notes を見てみると、こんなのが現れてビックリ。

これ(↑)は、あんまりうれしかったので自分のダッシュボードのスクリーンショットをとってポストしたものです。「I love tumblr because of this kind of lovely  incident.」とコメントをつけて。

で、僕がポストした写真にコメントをつけてくれた外人さん二人も、それを読んでうれしくてコメントした僕も、それらのコメントに相手が気が付かないことがある、というか気が付かなくても当然だ、ということを了承した上で、ただそのときの感情を感想として独り言のようにつぶやいています。

これが tumblr. 的コミュニケーション。たぶん。

2008/03/05

mixi 著作権騒動

4月1日から改定されるというミクシィの利用規約の中に、執筆者に無断で日記の内容が出版などに利用される恐れを抱かせる内容があって、 昨日はいろんなところで大騒ぎだったわけですが、夕方近くにミクシィの運営から説明不足による誤解である旨の発表があって、とりあえず事態は収束へ向かっているようです。

しかし、すでにヒステリックに退会してしまった人や、日記をすべて削除してしまったひとなどもいるようです。

問題の根本は、19世紀的な概念で策定された現行著作権法が、インターネット革命以降の現状の著作権運用から著しく乖離してしまっているところにあるようです。

ヤフーやグーグルがウェブサイトのキャッシュを保持することは、日本の著作権法上は違法になるため、海外サーバを利用しているのが現状です。

今回ミクシィがやろうとしたことは、噛み砕いて言うとこんなことだったようです。

日記を勝手に出版するけど文句言うなよという話ではなく、RSSなどのサービスだと勝手に文章が要約されたり最初のとこだけになったりしちゃうけど、許してね的な事情から来るものだと思う。

つまり「利用規約」的な文章を現行著作権法にのっとってまじめに書いたら、とても誤解を招きやすい表現になってしまった、ということみたいです。

ということで、これまでずっとミクシィ日記を書いてきた人は、これからもこれまでどおりでいいわけなんだけど、招待制のSNSというミクシィのクローズドな場所で(これだけ会員数が増えたら、いくら招待制でもクローズドではないような気もするけど)マイミクにだけ公開する日記やコメントを書いていたとしても、ネット上に何かを書くというのは公の行為であって、あとでどうなってもいいように自分自身の責任の範疇でなければならないことにはなんの変わりもありません。

完全匿名の2ちゃんねるで殺人予告したひとが脅迫罪で捕まったことでもわかるとおり、匿名で書いていることはなんの担保にもならないんだから。

2008/03/03

Mobile/iPhone に対応してみた。

この記事を読んで簡単にできそうだったのでやってみました。

実際にすごく簡単でした。できあがったモバイルサイトへのリンクはサイドバーの " ABOUT " のところにある「FOR MIBILE」ボタンに張ってあります。ついでにこの前つくったプライバシーポリシーへのリンクもボタンで作ってみました。このボタンはここ(↓)でつくりました。

ということで、このサイトを iPhone で見るとこんな感じになってるはず。