2007/05/10

恥ずかしい落書き

大学に通っていたころ、ある先輩が泥酔して寝入ってしまい、顔を軽く叩いても、ほっぺを軽くつねっても、鼻の穴にティッシュを詰めても起きなくなってしまった。
それをいいことに別の先輩がその先輩を全裸にして、顔はもちろんのこと体中に恥ずかしい落書きをしてしまった。

ここまではよくあることですね。(←そうなのか?)

二日酔いで痛む頭を抱えて昼前に起きた先輩は、自分の姿を見て驚いた。そして洗面所へ行って鏡に写った自分の顔を見てさらに驚いた。
こんなに酔ったらいつもなら夕方近くまで寝ているのに、昼前に起きたのはその午後に絶対に落とせない体育の授業があったからだった。体育だけに代 返は効かない。体育だけに出席さえしていれば落とすことはない。しかしもうすでにバイトの都合なんかで何回か休んでいて、もう休むことはできない。そして それは必修授業だ。

先輩は皮膚が剥がれ落ちんばかりに顔をこすりまくった。必死の形相とはこのことだ、と周囲のみんなは思った、というのは嘘で、恥ずかしい落書きのお陰で、その姿はまったく深刻なものに見えなかった。
そしてついに、そのあまりに恥ずかしい落書きは落とすことはできず、その先輩の留年は決まったのでした。


というエピソードを思い出しました。この写真を見てたら。
http://ziza.ru/2007/05/07/steb.html


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