2006/08/10

不器用な男の優しさ的な何か

 オトコのキモチ : それじゃ心遣いも押し売りだよを読んで。

 子供の頃に見た大人の行動で大嫌いなものがあります。

 レストランのレジの前でお母さんたちが3・4人集まって、
 「いけませんわ、奥様。ここは私が。」
 「いえいえ、この前もそうでしたから今日は私が。」

 みたいなアレ。

 やってることの意味や考えてることはよぉくわかるんだけれど、もうちょっとなんかこうスマートにできないかなぁ、なんて子供ながらに考えていたものです。だいたいからして見苦しいですしねぇ。
 で、もうちょっと大人になってくると、アレはどーもポーズであって、最初から払うつもりなんて微塵もない、なんてことがあったりすることがわかってきたりします。オーマイガッ!

 そんなことを繰り返しながら、親切な心や優しさを素直に表現することができない不器用な男が出来上がっていくような気がします。

 こちらが気を遣うことによって、相手に余計気を遣わせてしまうような気がして、全然気を遣ってないような振りをして「ほっといてください」みたいなこと言って、相手が自分に気を使わずにほっといてくれるようになったのを見て安心する、みたいないことを繰り返しながら、気の利かない男が出来上がっていくような気がします。

 で、そんな男には、そんな男たちの不器用な優しさが心にしみるんだなぁ。

 そんな話がいっぱいありました。
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    There are 2 Comments

    Anonymous 無義 said...

    多くを語らなくても通じ合ってる男の信頼みたいなものに,ちょっと憧れます。
    何かを一緒にやっていると,その働きぶりをお互いが見ていることで,言葉以上のコミュニケーションができる,ということも感じます。
    男同士だとそれでもOKなんですが,女性にはリップサービスが必要かも…(笑)

    8/13/2006 12:19 午後  
    Blogger H & A said...

    ことぼいじょうのコミュニケーションといえば、夫婦の間にはそんなのがありそうですよ。

    最近私と家内の間では、アレやソレで会話が成立したり、何も言わなくても私の欲しいものがわかったり、なんてことが起こりはじめています。

    自分でもちょっと驚きです。

    8/14/2006 6:15 午前  

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