2007/06/15

ネイティブっぽく話すために

この記事を読んで、前からずっと思っていることを少し書いてみます。
英語の発音でまずやるのが「th」とか「r」とか「wh」だと思うのですが、ハッキリ言ってこれらはあとまわしでも良さそうです。というのは、このへんの発音はネイティブの5~6歳くらいの子供たちでも発音できてないことが結構あったりするのです。
これは大人たちに「この子はこの発音ができてないから、この音に置き換えて」聴く耳ができあがっているということだとも考えられます。その「聴く耳」は外国人に対しても当てはめてもらえますので、しばらくは甘えることにしましょう。

で、このへんをあとまわしにしてまっ先にマスターするべきなのが「a」です。「a」にもいろんな音がありますが、最も重要なのが「え」の口をして「あ」という「a」です。
最初は「ぇあ」と言うくらいでいいかもしれません。ポイントは日本語ではありえないくらい口を横に広げること。そして気持ちのテンションはかなり高めです。
いかにも英語をしゃべれそうなDJやアナウンサーというのがいると思いますが、それはあの人たちの「あ」がうっすらとこの「ぇあ」になってるからではないかと思われます。

そ してこの「a」が、英語をしゃべる人たちの独特な顔の表情や、テンションの高さや、英語を音として聴いたときのノリやグルーブをつくりだすモトになってい ると思います。そして2歳児だろうが3歳児だろうが、ネイティブの子供たちはみんなちゃんとこの発音をマスターしています。

試しに、発音に注意しながら「Apple」と言ってみると、自分がスティーブ・ジョブスになった気がします。(個人差があります)

逆に、簡単なようで侮れないのが「t」の発音。お店で「battery」が通じなくて困ったことがあります。バンテリンとか持ってこられるし。あれには参った。


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