2009/02/08

Mac と Win の Firefox を完全に同期させる

気がついたら、1月は一つも記事を書いてなくてビックリしてます。

死んでたわけじゃなくて、ちゃんと生きてまして、それなりに忙しくしてます、仕事以外で。

そんなそれなりに忙しい日々の中で、ついに我が家に MacBook がやってきました。まえの iBook が壊れてから何ヶ月間か家にパソコンのない期間が続いたのですが、その間、僕はそれほど困らなくて、かえって家でパソコンに触る時間がなくなって、いろいろと充実した時間を過ごせてるかも、なんて思ってたところに悲鳴をあげたのが家内でした。

クックパッドなんかで料理のレシピを調べたり、その他いろんな調べ物ができなくて困る、と。

ということで、アップルの整備済製品に掘り出し物がないかチェックする日々がしばらくあったのですが、なかなかタイミングが合わなくていい製品にめぐり合えず、たまたま覗いたアマゾンに中古で手ごろな値段の2年落ちの MacBook White があったので購入しました。届いてみて中古とは思えないまっさらな外観にビックリで、たいそう満足しております。

そしてデータの復旧やいろいろな設定調整などを行ったのですが、いろいろと言いながらも Firefox の調整がほとんどです。職場で使ってるウィンドウズの Firefox といかに同期させるかポイントでした。Google Browser Sync の開発が止まったいま、困ってる方がたくさんいらっしゃるようで、調べてみた結果ここにたどり着きました。

Profile データをすべて完全に共有してしまうという、つまりテーマもアドオンも履歴もパスワードも各種設定も含めて全部まるごと同期してしまうという、かなり荒っぽいやり方で、本当に大丈夫なのか不安はありましたが、魔法のようにうまく行くという話だったのでやってみました。これでいいんなら今までのあれはなんだったんだ、とか思いながら。

Windows Live Sync を使った方法と上のリンク先の方法を見つけて、最初は Live Sync のほうでやってみました。というのも、Live Sync は同期する Profile フォルダーをWin・Mac 双方で指定するだけで簡単だったからです。Dropbox を使った方法の profile.ini を書き換えるところに敷居の高さを感じたのです。

しかし、Live Sync では双方のパソコンがアクティブでないと同期ができないという致命的な欠陥が見つかりました。我が家の Mac Book は家族全員でアカウントを分けて共有しているので、つねにアクティブにしておくのは不可能なのです。

それで敷居の高さを感じつつも Dropboox の方法を試してみることにしました。profile.ini の書き換えも思いのほか簡単にでき、快調に同期できています。それはもうほとんど魔法のように。Firefox 2 から 3 へのバージョンアップも乗り越えました。その後、profile.ini を書き換えなくてもシンボリックリンクを使えばいいことを知りましたが、とりあえずうまく行ってるのでこのままで。

最後に注意点を。ブラウザのキャッシュを0にしておくこと。Dropbox でキャッシュフォルダーを同期対象からはずすような設定ができればいいのですが、それはできないようなので。こうしないといつも Dropbox のアイコンがグルグル回ります。最近のパソコンの性能や通信環境であればキャッシュなしでもストレスなく表示できるはずです。

それから、定期的に Dropbox の Profile フォルダーを覗いて、Firefox が溜め込むコピーデータを消去すること。ファイル名のあとに(パソコン名's conflicted copy 日付)となっているのがそうです。これは溜めておくとけっこうな容量になるので消してしまって大丈夫なようです。

ということで、最近また家族から「おとうちゃんパソばっかさわってる。」と言われるようになりました。


    Links to this post

    リンクを作成