頭がいいとか悪いとか
最近ちまたで話題になっているようなので、ちょっと思うことを書いてみます。
僕は昔からこの言葉があんまり好きじゃありません。
これは結局、言い訳のために生まれた言葉だと思うのです。
なにかやってもできなかった人が、それを自分が生まれつき「頭が悪い」せいにしたり、自分がやってもできなかったことを人が軽々とやってのけるのを見て、そのひとの「頭がいい」からだと考える。この言葉は、なぜだかこういうときにしか使われないような気がします。
ずっとまえに「勉強のこと」で書いたように、勉強や、あるいはテストでいい点を取るという分野は、芸術やスポーツなどの分野とくらべると、持って生まれた才能に左右される範囲がずっと狭いのです。
そこで自分は「頭が悪い」からとか、あのひとは「頭がいい」からなどといって自分を卑下し、自分自身をあきらめてしまうのは、とてももったいないと思うのです。とにかくがんばればがんばった分だけ、ちゃんと結果にあらわれてくる分野なのです。もって生まれた「地頭のよさ」なんてのも多少はあるでしょうが、そんなのほとんど関係ないくらい努力が大きく反映されます。
だから。
そのことばはできるだけ使わないほうがいいと思うのです。
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