2007/04/23

TagClick のこと

このサイトでは TagClick のサービスを利用して各記事にタグをつけています。過去に書いた記事を整理する意味で。自分のために。えぇ、自分のためですとも。
だってアクセス解析によれば、このタグがクリックされることがほとんどないんですから。ということで、ずっとサイドバーの上のほうに表示してあったのですが、だいぶまえにフッターへ移動しました。
そりゃ場所が悪いんだよって話もあるでしょうが、すぐ近くにある無駄エロリングのバナーはいっぱいクリックされてますから、もう。

愚痴はこの辺にして。
で、これとは別に(これが問題です)各記事の下に「tags : 」ってのがあるんですが、これは Technorati のタグでして、これをクリックすると Technorati へ飛びます。記事を書いてすぐなら違うでしょうが、公開してからしばらくたったら僕の記事なんてどこにもありません。これじゃ読者の皆さんもなんのことかわかりませんよね。まぁこのタグもほとんどクリックされてないんですが。(←また愚痴ってる)

本来ならここにあるのは TagClick のタグであるべきです。なぜ Technorati のタグなのかといえば、Technorati で便利な Bookmarklet が公開されているからです。TagClick から同じような Bookmarklet が公開されればすぐにそっちへ乗り換えます。いやまて。長いものには巻かれろ的に Technorati へのリンクは生かしたい。でも Technorati のと TagClick のタグがふたつ並ぶのは納得いかないし、もっとエレガントな方法がないだろうか。たぶんあるはずなんだけどなぁ。(←他力本願寺)

久しぶりのエントリがこんなんでホンマスンマセン。

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2007/04/06

いちいち訊ねるな。ですか?

我が家では、朝食に目玉焼きを焼くときには、誰もなにも言わなくても僕のぶんには「スパイシーソルト」とかいう名前のスパイシーなソルトがかかって出てきますし、この4月に5年生になった娘のぶんにはしょうゆがかかっていますし、5歳の息子のぶんには塩がかかっています。
あ。家内の目玉焼きになにがかかっているのかはわかりません。なぜでしょう。

最後の部分はさておき、日本の文化ってそういうものだったと思います。人の好みを覚えておいて、2度目からはいちいち訊ねないで好みに合わせてくれる。良くも悪くも、そういう文化というか、そういう心遣いを善しとする風潮が日本にはあったし、今でもまだあると思います。

高級な旅館に泊まると、浴衣のサイズはもちろんのこと、好みのお茶の種類や、食事のときに頼むお酒の種類、使用するタオルの種類、タオルをかける場所などが逐一控えられていて、2度目に泊まるときには最初から好みのものが好みの場所に用意されている、というのを聞いたことがあります。

僕は子供のころに「ラボ・パーティー」という、英語劇をやったり国際交流をする教室(?)に通っていたんですが、その流れで中学1年生の夏休みに1ヶ月間、アメリカのある家庭にひとりきりでホームステイするという体験をしました。
そんな教室に通っていたって英語なんてまったくしゃべれないし、いったいどうなってしまうのかとても不安だったのですが、結果的にその1ヶ月間はとても楽しく過ごすことができましたし、コミュニケーションに困ったことはなかったような気がします。

その半年くらい前から、その夏にアメリカへ行く子供たちが集められて、いろいろな準備をさせられました。日本のことを理解してもらえるような手作りのお土産を作ろうとか、アメリカのことをなにか調べてみようとか、そういうことです。
そんななか、過去にホームステイを体験した人から印象深い話を聞きました。その人がいうには、アメリカでは毎朝、朝食の前にやたらと質問されたそうです。毎朝。
あなたなにを飲むの?ミルク?コーヒー?オレンジジュース?紅茶? パンにする?それともパンケーキ?シリアル? パンはトーストにする?パンにはなにを塗るの? という感じだったそうです。それも毎朝。
そのときまだ小6だった僕には、その話の意味がもうひとつわからなくて、ただ、へぇー訊かれるんだぁ、という感じでした。僕がホームステイした家庭では毎朝、子供たちが勝手に戸棚を開けて好きなシリアルを選び、ミルクをかけて食べるということになっていたので、なにも訊かれることがなかったのですが。

その話をした人は、アメリカと日本ではこういうふうに文化が違うんだよ、考え方が違うんだよ、毎朝気分によって食べるものを変えることがあったりするんだよ、個人が尊重されるんだよ、みたいなことが言いたかったようです。

どっちが良くてどっちが悪いとかってことではないと思います。ただ、そういうことがあった、というか、あったらしいということで。最近ちょっと気になる文章を読んだものですから。

インスパイア元
関連するかもしれない過去の記事

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2007/04/04

H & A とは

Google や Yahoo! で検索してみると、いろいろとでてきます。
岩井俊二監督の映画「花とアリス」が別名でこう呼ばれていることがわかります。他にはシャンプーのブランド名であったり、「Home & Away」だったり「Herb & Aroma」だったり、有機栽培をしているグループの名前だったりします。

いずれにしても、なにか説明がないと何のことなのかわからないところが共通しています。そしてこれは、僕がウェブで使うハンドルネームを考えたときの狙いそのものなのです。

これまでにあまり見たことも聞いたこともない、そっけない無機質な記号の組み合わせで、でも一度見たら忘れらないくらいに覚えやすくて、その意味を想像することが難しくて、でも説明されれば、あ、なるほど、となるバックグラウンドストーリーがちゃんとあって、でも人それぞれに解釈する余地がちゃんとあって、文字では明快なんだけど口に出して読むとちょっとまどろっこしくて、そのうちに略して読んでもらえそうな感じ。

もともとこれは、僕の本名「Hideki ANDO」をもじったものです。最初は「hando」でした。「jkondo」みたいな感じで。これは今でもまだ、僕のはてな id として残っています。7・8年くらい前に「はてなアンテナ」を使うためにつくったものです。
英語で「手」を表す「hand」をローマ字で書いたようで、手を使って仕事をする僕としてはちょっと気に入っていたんですが、本名が表に出すぎている感じがして、その頃のネットの風潮を考えるとちょっと気になっていました。その風潮は最近ちょっとずつ変わってきているでしょうか。

そのあと3年前にブログをはじめるときにブログタイトルとともに考えたのが、このハンドルネームです。すくなくとも、ここから本名を想像することは難しくなりました。
でも「H」と「A」は僕の名前のイニシャルで、「&」も僕の苗字を表していなくもありません。そしてこの3文字は、水平線と垂直線、斜線と曲線という、グラフィックデザインをするのに必要な純粋要素を効率よく表しています。
それから「& A」の部分は「& Associates」を表していることにできなくもなくて、独立を目指している僕が、それを実現したときの屋号にもなりそうでした。

それになによりも。たいして更新もしていないこのブログが、「H&A」で検索してこの位置にでてくるのは、この意味不明のハンドルネームのおかげによるところが大きいような気がします。

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2007/04/03

ミニシアター

このまえ一人で札幌へ出張に行った。

やらなければいけないことは昼前にすっかり終わってしまったので、昼食を食べる手ごろな店を探して歩いているときに偶然見つけたミニシアターで映画を観ることにした。
いや、そのまえにちゃんと、店の前に何人かの行列ができている「屋台風」をうたったラーメン屋でラーメンを食べたんだけれど。

「シアターキノ」という名前のそのミニシアターでは、そのとき2種類の作品が上映されていて、その中から僕は「善き人のためのソナタ」という作品を選んで観ることにした。

ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツで、健全な社会主義国家を保つという名のもとに国家ぐるみで行われていた市民に対する盗聴などのスパイ行為の内容が描かれていた。
ある敏腕スパイが、ある劇作家の部屋を盗聴し、彼とその恋人である舞台女優との会話や行為から感じられる自由で健全な思想に触れることによって次第に自らの行為を恥じ....。というのがその映画のあらすじだった。

久しぶりにしっとりとした映画を観られて良い気分だった。あまりにいい気分だったので、駅へ向かう帰り道の途中で Apple Store Sapporo に立ち寄り、iPod shuffle を購入してしまった。
そろそろ雪も溶けてきたので再開しようと思っている自転車通勤で活躍してくれるだろう。
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2007/04/01

マッシュアップ

やってみました。
で、できあがったのがこちら。
わはははは。なかなかいい感じじゃないでしょうか。

記事の中に画像がまったくないのが本家と決定的に違うところ。あとはだいたい似たような感じじゃないでしょうか。(←ホントか)

今日はエイプリルフールということで、なにかやろうと思ったんですが何も思いつきませんでした。朝からいろんな方のいろんなネタを見てまわってるんですが、やっぱりデイリーポータル Zのネタのクオリティはさすが。ハズレなしです。中でも地味にこれが好きかも。

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