r はのばさない
もうかなりまえのことですが、どこかのブログでこんな記事を読みました。確かこんな感じだったはず。
「英語の発音の中には日本語で言う『ー』や『っ』の発音はない。つまり『Cheese』は『チーズ』ではなく『チイズ』であり、『Browser』は『ブラウザー』ではなく『ブラウザ』であり、さらに正確に書けば『ブラウズr』であり『Book』は『ブック』ではなく『ブク』で、『Mac』も『マック』じゃなくて『マク』なんだよ。」
たぶんココだったはずなんですが。これを読んで、のどに引っかかってた魚の骨が取れたみたいに、なんだかやたらとスッキリした気分になりました。目からうろこが落ちまくりです。
うまくネイティブっぽく発音できないのは、日本語にあって英語にない概念を理解できてなかったからなんですね。
「っ」の方は、発音される音がそれほど変るわけではないので実際にはあんまり問題ないんですが(でも理解してるかしてないかでなにか違う気もしますが)「ー」の方はかなり重要な気がします。
特に日本人が苦手な「r」の発音をするとき、特に「r」が最後に付くとき、カタカナで書くと「ブラウザー」となることが多いので、つい「r」の存在を忘れてしまいがちなんですが、上でも書いたとおり英語の発音的には「ブラウズr」と最後に「r」を発音することが重要なのです。
そういえばギークな人たちが「ブラウザ」とか「コンパイラ」とか「アーカイバ」とか書くのはこれとなにか関係あるんでしょうか。
あと「Flickr」以来、ウェブサービスの多くが最後の「r」の部分をわざと綴り間違いしてるのはこれとなにか関係あるんでしょうか?このほうが「r」の存在が際立ちますよね。
There are 4 Comments
あ。見つけた。コレです。
On Off and Beyond: 英語では「っ」や「-」は区別ナシ
たまたま今朝流し読みした、tumblrを取り上げた記事にあったんですが、
既存の一般名詞である tumbler と表記を区別しておかないと、
検索されたときに見つかりにくいからだとか。
どの記事だったか探したけど見つけられませんでした。
こんにちは。
自分はギークな人と言うのがどのようなヒトを指すのか分かりませんが…,大学での先輩のレポートや学術論文などでは最後に『ー』を付けないのが基本でした. 自分もそれにただ習っていたので,この話は(リンク先も)かなり目から鱗ものでした!
どこかで3文字以上のカタカナには最後に『ー』は付けないのが日本語文書的には正しい,と聞いたことがあります.
『ツリー(tree)』はオーケイ,『エネルギー(energy)』はダメ(『エネルギ』もしくは『エネルギィ』?)。
かなりうろ覚えで不確かな知識ですが.
あと,商標や名称などにはその限りではないかと.
サイダーはやっぱりサイダーかなぁ
■ Sheng さん
なるほど。それだけの操作で固有の名詞になりますよね。
■ jyun さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
はてブコメントに hatayasan が書いてくれたリンク先に「3音ルール」のことが書かれていますよ。
3音ルールと公用語 - ある地方公務員電算担当のナヤミ
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