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2006/04/23

日本人の匿名性と自殺率2

 日本人の匿名性と自殺率1を書いてから、もうひと月近く立ってしまいました。書いてから思ったんですが、このブログに書くにはちょっと重すぎるテーマかななんて。それに、そのあと仕事が急に忙しくなってしまったので,よけいにこのテーマで書くのが億劫になってしまいました。
 ただ,書いてしまったものを途中でやめるわけにはいかないので,意地でも続けたいと思います。ただ,たぶん今後もこの調子で,気が向いたときボツボツ更新していくことになると思います。

 今日は最近読んだ本の中にとても気になるセンテンスがあったのでご紹介したいと思います。その本は,村上龍さんの「寂しい国の殺人」という本で,村上さんが「イン・ザ・ミソスープ」という、ある殺人鬼の小説を読売新聞に連載していた頃に神戸市須磨区の酒鬼薔薇の事件が起こって,小説の主人公と酒鬼薔薇を対比して色々と考えたことが書かれた本です。

 この本の冒頭部分に、この本の内容をすべて表しているような、そして私がこのテーマで書こうとしていることをうまく表しているような、とても印象的な文章があったので引用してみたいと思います。(←う〜ん、この引用は著作権的にかなりグレーゾーンな気がしますが,敢えて引用してみます。)
人間が壊れはじめているなどと、小説家にあるまじきことをさっき書いてしまった,上官の命により日本の兵士が外国人の首を日本刀で切り落としてそれが褒められていたのはたかだか数十年前のことだ,もともと人間は壊れているものです,それを有史以来さまざまなもので覆い隠し、繕ってきた,その代表は法律と家族だ、理念や芸術や宗教などというものもある,それらが機能していない,何が14歳の少年を殺人に向かわせたのかではなく,彼の実行を阻止できなかったのは何か,ということだと思う

 どうも問題の根本は家族やコミュニティの崩壊にあるようです。このあとは次回で。(←またか)

寂しい国の殺人
寂しい国の殺人
  • 発売元: シングルカット
  • レーベル: シングルカット
  • スタジオ: シングルカット
  • メーカー: シングルカット
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 1998/01
  • 売上ランキング: 157,785
  • おすすめ度 4.5

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