2006/05/31

オモロ検索エンジン SAGOOL サグール

 はてブの注目エントリーでこんなの見つけました。
新型検索エンジン「SAGOOL」は、独自のアルゴリズム“オモロアルゴリズム”の開発に成功し、Googleに代表さ れる“Webサイトへのリンク数に重きが置かれるロボット型検索エンジン”では抽出することがだんだんに難しくなってきた 「人の主観・興味を反映した検 索結果」を抽出することを目指しています。

「SAGOOL」は、

  1. より「おもしろいもの」を探す
  2. 表の世界ではなかなか知ることができない、より「ディープな情報」を見つける
  3. ツウなら納得な、より「コアなこと」を知るため
ための検索エンジンです.

既存の検索エンジンが提供する客観的な事実よりも、「“おもしろい”“おいしい”“え、本当?”のような、より主観的なものを大事にした、豊かな検索体験を提供することを目標としています。

 おもしろそうですね。

 このサイトのことも結構インデックスしてくれてるみたいなので、とっても好印象です。とりあえず Firefox の検索窓に登録してみました。

 しばらく試してみることにしてみます。

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2006/05/28

問題にしたい人がいるから問題になる

 連日のように子供がひき逃げされた事件について報道がされています。

 あの事件が報道された当初は、誘拐や殺人などの可能性を秘めていて、大事件に発展しそうな雰囲気だったのですが、明くる日には少年が発見され、ひき逃げであったことが明らかになり、少年はもう快方に向かっているということで、もう既に大騒ぎするほどの事件性はなくなっているのですが、騒ぎはじめてしまっただけに報道各社は引くに引けなくなってしまったという感じでしょうか。

 この前『「働くこと」の本質』でご紹介した西村博之氏のインタビュー記事の中に、ずっと引っかかっているフレーズがあります。
 いまニート問題がクローズアップされているのはなぜだと思うかと質問されて、
暇なんじゃないですか? そこに問題があると騒いで、ニュースにしたい人がいるからだと思います。

 とてもさらりと出てきたことばなので見落としてしまいそうですが、最近のさまざまな報道の無用な加熱ぶりにちくりと皮肉を込めた発言ですね。
 久米宏さんが「ニュースステーション」で構築した「ニュースショウ」というテレビ番組のひとつのカテゴリーがもたらした功罪は、予想以上に大きいような気がします。

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2006/05/27

米の文化 麦の文化

 我が家のまわりは田んぼだらけで、最近はご近所の農家の皆さんがせっせと精を出していらっしゃいます。昨年のような大豊作でも、一昨年のような凶作でもなく、程ほどに獲れるのが良いみたいで、今年はそうなることを祈るばかりです。

 田んぼだらけと書きましたが、実は我が家の裏には、この近所に住んでない人が通いでやっている麦畑があります。
 となりの田んぼは、我が家のお隣さんがやっていて、その方はこの地域でも評判の仕事ガ早くてきれいな人で、その田んぼはいつ見ても手入れが行き届いていて、とてもキレイです。でもやっぱりその代わり、田んぼの水を出したり入れたり、あぜ道の雑草を2週間おきに刈ったり、稲に異常はないかと見回ってみたりと、いつもいつも田んぼのまわりで作業をしています。

 それと比較してしまうので、ちょっと見識に間違いがあるかもしれませんが、裏の麦畑はめったに人が来ません。ずっと見てるわけではないので少し違うかもしれませんが、たぶん夏の間に除草剤をまきに1回と、秋に刈りいれに1回、そして刈りいれのしばらくあとに後片付けと翌年の種をまきに来るのでもう1回と、合計で3回ほどしか姿を見ません。

 で、感じたのがタイトルの「米の文化 麦の文化」の違いです。すなわち我々日本は言わずと知れた米の文化。米といっても日本のような「水稲」の栽培をしているのはアジアでも少ないはずです。麦の文化はというとパン食が中心の欧米諸国ということになりそうです。

 もちろん植物を栽培するわけですから、その植物にあった気候など、さまざまな条件でこのような分布になったのでしょうが、いろんな食文化が流入する中で、やっぱり日本の主食がずっと米であり続けていることを考えると、日本人の勤勉さがこんなところにも表れているのかなぁと考えざるを得ません。

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2006/05/24

伊藤由奈の小節が心地いい

 「~節」という言葉があります。

 歌手が独特な節回しで歌ったり、アナウンサーや噺家、漫才師などが独特な言い回しでおしゃべりしたりすることを、その人の名前をつけてこう呼んだりします。

 有名な歌手は大概、そんな独特な節回しを持っていて、声色だけでなく、その節回しでその人が歌っていることが分かったりもします。

 でもそんな節回しはだいたいとても微妙なものなので、「~節」とまで呼ばれるためには、余程特別で特徴的なものであって、さらにそれが好ましいものでなければなりません。

 最近、私が「~節」と読んでもいいんじゃないかと思う歌手の一人が伊藤由奈さんです。

 生まれも育ちもハワイということで、とてもキレイな英語の発音も魅力のひとつなのですが、彼女の独特な節回しがとても心地よくて気に入っています。
 映画「NANA」で鮮烈なデビューを果たし、現在は映画「海猿」の続編の主題歌「Precious」を歌っています。サビの「しぃんじぃよぉ~」のところは、これぞ伊藤由奈節と呼べる心地よさです。

 実はこの曲、映画完成前にすでにレコーディングが終わっていたのですが、完成間近のラッシュフィルムを見た彼女が、もう一度歌わせて欲しいと志願し、録り直したものなのだそうです。

 この前あるラジオ番組にゲストインしていて、DJが彼女の歌に対する熱い思い入れを示すエピソードを紹介したあとに、ぜひリスナーの皆さんもそんな彼女の気持ちを感じながら聞いて欲しい、みたいなことを言って彼女の同意を求めたところ、「そんなことは私が勝手にやってることで、リスナーの皆さんはただ私の歌を聞いてくれさえすればいい」のような答えが返ってきてDJがタジタジになっていました。

 そんな骨太なところも、わたしが好感を持っている理由なのかもしれません。

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2006/05/23

Mapion がガンバってる!

 ウェブ上の地図閲覧サービスといえば、Google マップが登場以来、世を席巻し続けて久しいのですが、日本でのこの手のサービスの老舗といえば Mapion があります。

 久しぶりに利用してみたら、いつまにかリニューアルされていて Google マップよろしく地図をマウスドラッグして移動できるようになっています。さらに、スクロールホイールを回転させるとズームイン・ズームアウトしてくれます。これがなかなか気持ちいいですよ。

 詳細地図の表示に関しては、おおむね Google マップの方に軍配が上がりそうですが、Mapion は町名による色分けが分かりやすいので、TPO によって使い分けると良いでしょう。

 ところで、Mapion の地図表示画面で、左上のロゴの下に「マピオンラボ」ってのがあるのを見つけてクリックしてみると、これはどうも Google Labo のように開発中の技術をベータ公開する場所のようです。
 簡単なユーザー登録手続きをすると、地図上に自分用のブックマークができたり、待ち合わせ場所などを示す地図に簡単な書き込みをしてメンバーに公開する、なんてことができるようです。

 Firefox の検索窓から Mapion で地図検索する為のプラグインが Going My Way さんで公開されていますので、Firefox ユーザーの方はこれを組み込んでおくと便利です。
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Apple Store 5thAvenue にホントに行った気分になれる QTVR

 マクで発見。

 以前にもご紹介したことのある「Panoramas.dk 」に先日オープンしたばかりの Apple Store 5thAvenue の QTVR が追加されていました。
 shift キーと ctrl キーでズームイン・ズームアウトをしながら、画面の中をマウスドラッグしてグリグリしてみてください。すばらしい臨場感を味わうことができます。最初かなり望遠気味で表示されるので少しズームインすると自然な感じになります。そうそう、空も地面も表示されす。

 PowerBook を開いて振り向きながら薄ら笑みを浮かべている黒人さんの姿が目に焼き付いてはなれなくならないように気をつけましょう。

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2006/05/22

気になる財布

 今私が使っている財布は、ドイツの革製品メーカー BREE の TIMES 60 という財布で、ワイシャツの胸ポケットに入るくらいコンパクトなのに、ちゃんとコインや定期、免許証や何枚かのカードがきっちりと収納できてとてもお気に入りだったのですが、もう10年くらい使っているのでいろんなところにボロが出てきました。

 そろそろ買い替え時かなぁと思っていたところ、AssistOn で良いのを見つけました。
 私が暮らしている旭川では、まだまだコインを持ち歩かずにカードで済ませるという生活はできそうにないので、これと別にコインパースを持ち歩く必要がありそうですが、ちょっとした外出のときはこれだけで大丈夫そうです。
 私だったらお札は3つ折にたたんでえしまうかなぁ、なんて考えて一人でニヤニヤしてしまいました。

 この財布が何よりもすばらしいのは、既存の財布に対する固定概念をヒョイと飛び越えてしまっているところです。これで十分だし、「今」の生活スタイルにピッタリだし、何よりもカッコいいです。
 カッコいい人はここでやっぱりクリアを選ぶんだろうけど、まだちょっと先進的になりきれない私はブラックでしょうか。

 今日の AssistOn には気になるものがもうひとつ追加されていました。
 封筒にセロテープで封をするときに、いつも長めに切って表側に折り返していたんですが、これがあればそんな納得いかないことしなくても大丈夫ですね。

 「貼ってから切る」 これは便利です。

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2006/05/19

Apple Store 5th Avenue - The Cube

 ついにマンハッタンにガラスのキューブが登場しました。
 地上に現れているのは、とても透明感の高いガラスキューブだけで、それがそのまま巨大なエントランスホールになっています。その中央に配されているガラスの螺旋階段を下りると広大な面積のフロアが現れるという構成です。
 ガラスの螺旋階段は Apple Store Shinsaibashi にあるのと似た感じです。心斎橋のほうが勾配が緩やかで優美な感じがしますね。

 この構成を見て思い出すのは I.M.ペイがルーブルの中庭に創ったガラスのピラミッドです。これもやはりピラミッドの中央に螺旋階段があります。この階段はガラス製ではありませんが。
 雨仕舞を考えると、屋根部分がほぼ水平になってしまうキューブの方が難易度が高いでしょうか。でも形態的にはペイのピラミッドの方が美しいですね。これは、今はもう失われてしまったあの「キューブ」に対するジョブスのオマージュなのかもしれません。

 それにしても、このキューブの透明感はものスゴいです。流行のドットポイントを使わずにガラスのバックマリオンで構成しているみたいです。とてもスッキリしてますね。

 これの設計は、日本の心斎橋や銀座、渋谷や名古屋栄でも設計を行った「Bohlin Cywinski Jackson」だそうです。今度の札幌はどうなのかな?

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2006/05/18

MacBook スペシャルなブラック

 ついに発表されました、MacBook。

 わたしがこのニュースに対してこれまでに集めた情報はこちらにあります。
 この中で気になるのはなんといっても「ITmedia +D PCUPdate:「黒いのは高いだって? それはスペシャルだからさ」――MacBookインタビュー (1/2)」でしょう。

 発表された MacBook のラインナップを眺めて誰もが気になるのがブラックモデルがなぜ高いのかということ。
 その理由はとても単純に「黒いから」なのですよ。なんと。

 もう少し説明すると、アップルが満足できる黒いポリカーボネイトの筐体を創ったらとてもコストのかかるものになってしまい、どうしてもそのグレードを譲ることができなかったので値段に差をつけてブラックモデルのリリースに至った、ということになりそうです。
 そのブラックモデルの筐体の「スペシャルな」質感は、まったく買う気はなく、ただ新しくリリースされた MacBook がどんなもんかを確かめに Apple Store を訪れた人の心を容赦なく鷲掴みにし、いつの間にか我を忘れて購入に至らしめる、という荒業をやってのけるくらいものスゴいグレードのようです。
 なんといいますか、こういったニュースだけを集めているだけで、無性に実機を見てみたいとか触ってみたいという気持ちにさせるところがアップルのスゴいところだと思います。

 あ~、いつ見られるんだろう?!
 
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2006/05/16

王様は裸だというのは誰

 やはり仕組まれていた911(1)を読んで。

 イラク戦争開戦の大義のひとつに「イラクが大量破壊兵器を所有しているから」というのがあって、戦争が終わってから(いや、まだ終わってないって話しもありますが)、いや、あると思ってた大量破壊兵器はどうもなかったみたいですぅ、みたいなことになってますが、この大義はあくまでも表向きのもので、アメリカ国内はもちろん、開戦を是とした国の皆さんの心の中の開戦の大義の大きなものは、やっぱり911の衝撃的な映像で、アレをやったとされるアルカイダと関係のある皆さんは一度懲らしめておかないといけないだろうってのがあったはずです。
 で、どうも911とアルカイダは無関係だったってことになりつつあるみたいで、おいおいおい、それはないだろ、じゃあアレは誰がやったのよ、もしかして自作自e  あo,,、、チョョョョョ、イテ杯、ススみ増せん、、、

 えー、最近 Sowelu のルックスや楽曲や発言が急速に山下久美子化してると感じるのは気のせいでしょうか。

 あ、ところで、いとうせいこうさんの昨日付けの先見日記が今見られなくなってますよ。「共謀罪に反対」ってタイトルで、タイトルそのまんまの内容だったんですが、作者執筆中ってことになってますが、いやそんなことはない、昨日もう書き終わってたでしょう。だって私は昨日この日記について何かこうと思って special ってタグつけてはてブしといたんだから。

 ここにも裸の王様がいるのか?

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2006/05/15

サッカー日本代表メンバー発表!

 ついに発表されました。
 遠藤、玉田、巻が代表入りしています。う~む、巻。巻 ! 巻 !!

 まさしくスーパーサブと呼べる存在です。彼の身長とアグレッシブな動きは、みんなの足が止まり始めた試合終了間際の強力なオプションとなりそうです。

 これは楽しみになってきましたよ!

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2006/05/13

ブログを長く続けるために

 いろいろなことを3日坊主で終わらせてきている私ですが、このブログは長いこと続けているものです。長いことやっていると、それなりのものが出来上がってきます。サイトデザインや文章の書き方、コミュニティとの関わり方など、始めた当初と比べるとかなりこなれてきて、雲泥の差があります。なんだかちょっと、自分が成長したような気がしてきます。

 せっかく始めてもすぐに終わらせてしまっては何にもなりませんし、とにかく続けることに価値があると思うので、長くブログを続けるためのコツを私なりに書いてみたいと思います。

 第一にブログの内容を既存のカテゴリーにはめ込まないことです。

 大量に存在するブログを体系的に整理して分かりやすくするため、音楽やスポーツ、旅や食事など、さまざまなカテゴリーが作られていて、いろんなところに自分のブログを登録するときなんかに、何について書かれているのかやたらと聞かれたりもしますが、そんなときは適当なところを2・3箇所チェックしておけば良いのです。
 自分が好きなことを好きなように書く。これでいいのです。記事がたまってきたら最近はやりのタグでもつけて体系化してみるのも良いかもしれません。
 とにかく何でも感じたことを書く。推敲などもある程度のところで大丈夫です。間違った箇所があって、誰かが不快な思いをしているようなことがあれば、コメントなどで指摘してくれるはずです。その場合は真摯に対応しましょう。
 とにかく感じたことを感じたままに感じたときに書くのが重要です。

 次に、毎日書こうなんて思わないことです。最初のうちはいいのですが、そのうちネタが切れてきます。更新がしばらく止まるとアクセスがかなり減るでしょう。そんなことは気にしないでほっておきましょう。書きたいことがあらわれるまで無理に書く必要はありません。とにかく続けることが大切です。記事の数がたまってくるとアクセス数も安定してくるでしょう。それに伴ってアフィリエイトでの収入もチラホラあがるようになってきます。

 ネット上でないリアルな友達にブログを始めたことを吹いてまわれば別ですが、書き始めた当初は固定の読者などはいないわけで、自分はこの文章をどこに向かって書いているのかと、むずがゆくなることがあるでしょう。
 そんな時は、未来の自分に向かって書いているんだと思うと良いでしょう。
 「ウェブ進化論」で一気に脚光を浴びた梅田さんがブログの中で「ブログは知的創造のためのツール」だと結論付けています。ブログに書いたことは、自然と体系付けて整理されます。あとで検索すれば、自分がその時どんなことを考え、どんなことに興味を持っていたのかがとてもよく分かります。
 自分自身の頭の中を整理する為に書いているんだと思えば良いのです。
 そう、誰の為でもなく自分の為に書くのです。

 ここに書いたことは、たぶん一般的にブログのアクセス数を延ばすために必要な方法とは全く逆のことだろうと思いますが、そんなことにはお構いなく、とにかく継続することを目指しましょう。

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2006/05/11

北海道の水は冷たい

 当然のことですが、寒い北海道では水道の水も冷たいです。夏でもしばらく出しっぱなしにしておくと、とても冷たい水が出てきます。
 たとえば夏にそうめんなんかを食べるとき、以前関西に住んでいた頃にはそうめんと水を入れたガラスの容器の中に氷を入れて冷やしたものですが、北海道にきてからは水道水だけでも十分冷たくて美味しくそうめんをいただくことができます。

 ということなので、我が家では冷蔵庫の製氷機が利用されていません。できあがった氷が入るはずだったところにはアイスクリームが入っています。水割りを飲むときなんかのために、コンビニで買ってきたロックアイスが入ってることもたまにはありますが。

 でもこの感覚は、どうも本州からやってきた人間の感覚みたいです。北海道人は夏になるとやたらと暑がって夜クーラーを入れて寝たり、そうめんに氷をれたりするみたい。
 
 私もしばらくすると夜クーラーなしで寝られなくなるんだろうか。

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新庄ユニフォームマナー違反問題

 ちょっと前に、プロ野球日本ハムの新庄選手のアンダーウェアがマナー違反だと指摘され問題になっていました。新庄選手はその指摘にしたがって問題となったアンダーウェアの着用を取りやめたようです。ただ、新庄選手はその後にある声明文を発表し、一連の行動は旧態依然とした球界への「挑戦状」であることを明らかにしました。

 このニュースを知って思い出したのは、サッカー日本代表の試合です。新しいユニフォームは日本刀をモチーフにしたデザインで、襟の部分が特長的なかたちをしています。襟の間が少し開いていて、選手達が着ているアンダーウェアの首の部分がチラリと見えるのです。中にはアンダーウェアを着ていないのか、襟ぐりの大きなものを着ているのか、何も見えていない選手もいました。
 私はこれを見て少しも不快な感じを覚えませんでした。かえって選手達のちょっとしたこだわりを垣間見ることができたような気がして好ましい感情を抱きました。

 この野球とサッカーのセンスの違いはなんなんでしょうか。ワールド・ベースボール・クラシックでの優勝で野球人気に復活の兆しか?なんて騒がれもしましたが、このあたりの感覚のズレを何とかしないと、人気の復活は望めないような気がします。

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2006/05/10

ブログユーザビリティ:間違いトップ10について

 
ブログユーザビリティ:間違いトップ10
を読んでここをチェックしてみました。

 リンク先の記事にもあるように、この間違いリストは2005年10月17日に公開されたもので、私はその頃に一度このリストを読んでいまして、これにならってできるだけ改善してきたつもりなのです。
 サイトナビゲーションや過去記事を埋もれさせないための対策は、TagClick のサービスを利用して Tag Clouds をサイドバーに表示させたおかげでだいぶ改善されたんじゃないかと思っています。それからよくあるカレンダーによるナビゲーションは必要性を感じないので採用するつもりはありません。

 いまだに顔写真は載せてませんが、これは書きかけて頓挫している匿名性に関する記事で触れているとおり、日本のネット環境の成り立ちを考えた時、今ひとつ踏ん切りがつかないでいるのです。

 ところで、端座している記事の件ですが、ブログであぁゆうことはしちゃいけないなぁと公開しています。ブログに載せる文章は、まとまってようがまとまってなかろうが、とにかく最後まで書いて載せてしまわなければならないのだと思います。そのときの感じたフレッシュな感覚がどんどん薄まってしまうし、結果的に論点が変わってしまう可能性もあります。
 とにかくあの件は、あと一回でまとめてしまうつもりです。

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2006/05/09

建築設計について想うこと

 建築設計に限らず、プロダクトデザインでもウェブでサインでもその類のものごとの場合、ある与条件に対する100パーセントの正解というのはありません。

 建築設計でいえば、敷地やその周辺の環境・予算・必要機能などの諸条件によって解の方向性はある程度絞られはするものの、ただひとつの正解しかありえない状況にはなりません。そこにはいくつもの正解が存在し、そのどれもが100パーセントの正解ではありません。逆にいうと100パーセントの不正解もどこにも存在しません。

 たとえば、子供がダンボールで作ったままごと用の家だって立派な建築だといえます。子供達はその家の中で無限の想像力をはたらかせて無限大の世界を創り出します。

 「建築設計は住宅にはじまり住宅に終わる」と良くいわれます。私は大学を卒業してすぐに大きな設計事務所に勤めたので木造の個人住宅設計に携わることなく、鉄筋コンクリート造の巨大な建築物の設計ばかりをしてきました。それらは地方公共団体の発注による公共物件であったり、大きな企業の事務所ビルだったり、老人ホームだったりというものでした。

 そんな仕事を10年続けてきて、だんだんとある疑問が生まれてきました。たとえば、老人ホームの設計であれば、一番に考えられるべきは、そこに居住するはずの老人達のことです。いかに居心地よく快適な空間を作るか、そこの居住するほかの老人達との自然なコミュニケイションを促し、良好なコミュニティをつくり出す手助けを出来るか、などということです。
 しかし実際設計をするときに我々が接するのは、その施設を運営する人たちです。彼らから出てくる要望は、いかに老人を管理しやすくするか、外から見たときにいかに魅力的な施設に見えるか、いかに新規入居者を獲得するかということに主眼が置かれています。ごくまれに、老人達の居住性を第一に考える運営者もいますが、それは本当にひとにぎりの存在です。
 事務所ビルをやっても、公共建築物をやっても、だいたい同じような類のことが起こりました。

 その点、個人住宅の設計においては、ヒアリングをする人物と、文句を言ってくる人物と、実際にそこに居住する人物が完全に一致しています。規模は小さくても、その点でとてもやりがいのある仕事です。

 設計者はみんな、建築設計に100パーセントの正解がないことを知りつつも、当然ながら、自分の提出した案が100パーセントの正解であるという勢いで施主に説明しなければなりません。施主を説得しなければ計画案が実施に至ることはないからです。
 そのためには自分の案に100パーセントの自信を持っていなければなりません。その時、その不安定な自信を表面上揺るぎないものにするために必要になるのが、芸術性だとかセンスだとか呼ばれるものです。
 どちらを選ぶか悩んだとき、もちろんさまざまな論理的な方法によって切捨てをして2案くらいに絞られたあと、最終的な判断の源は芸術性だとかセンスなのです。これは、設計者が施主に自分の案を説明するときにも同じで、最終的な自信の裏づけとなるのは自らのセンスだけなのです。

 このセンスというのは、設計者の自己満足とかマスターベーションとかエゴなんて言葉で言い変えられるのかもしれません。その意味では、建築設計者はいつまでたっても、子供の頃にダンボールで作ったままごと遊びの家の中で無限の想像力を働かせて遊んでいるのかもしれません。

 案外、最高の建築物はダンボールハウスなのかもしれません。

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2006/05/07

阪神のゴタゴタについて

 村上ファンドによる株買占め以降ゴタゴタが続いている阪神電鉄ですが、日刊スポーツにこんな記事がありました。

 玉井氏、阪神電鉄首脳陣に怒り爆発 - 社会ニュース : nikkansports.com

 なんといいますか、この件で完全に明らかにされてしまったのは(これまでもそうじゃないかなぁと薄々感づいていた人はいたとは思いますが)大阪人にとって、あるいは日本国民にとって、阪神タイガースは愛すべき存在であり、また愛されるべき存在ですが、阪神電鉄もしくは阪神球団は愛すべき存在ではないということです。

 なんだよあのオッサンたち。

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2006/05/06

科学力を身につけるためには

 書くことないと思ってたら、書くこと出てきました。

 下のふたつの記事を読んだからです。
 どちらも違う切り口から同じことについて書かれているように思います。

 今日本に必要なのは、真の教養を見につけ、芸術的な感受性に富んだ、高い科学力を持った人物のようです。それなのに、今日本で行われている教育は、技術力をつけるためのものばかりのようです。

 これはいかん。これはいかんぞ~。

  数学者の藤原正彦さんがおっしゃる、真のエリートに必要な資質のひとつである、「いざというときに国民の為なら自分の命を捨てるだけの覚悟があるということ」というのはどうやったら身につけられるのか、考え始めるととんでもない事になっていってしまうのでやめておくことにしますが、政治家を見るときに、このあたりを観点のひとつとして持っておくのはいいんじゃないかと思います。

  関連エントリー
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Blog [ ! ] influence

 これといって書くことがなかったのでこんなのやってみました。



My influence

[3518.2]

  • technorati Blogs linking: 27
  • technorati Post linking: 40
  • yahoo Webs linking 2410
  • bloglines Bloglines subscribers: 18(blogid:267187)
  • google Google PageRank: 4
 [(blog+posts+web links) + (bloglines subs * 2)] * 1+(Pagerank/10) で計算しているそうです。

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2006/05/03

The Ninja Text Generator

Create your own animation

 Weekly Teinou 蜂 Woman で発見。

 「&」が表示できなくて、ちょっと納得いかないことになってますが、「B」が傾いたのを足で直すという芸の細かいところなんかもあって良いですね。

 このサイトは、サーバーやアクセス解析で忍者 TOOLS さんにお世話になっているので、何だかとってもピッタリです。


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Bubble Chair

 私は昔からこの椅子が気になってしょうがありません。

 たしか「時計じかけのオレンジ」でも、主人公の部屋にあったようななかったような。

 私はこれのどこにこれほど惹かれるんでしょうか。

 透明なアクリル製の球体の一部をカットしただけのシンプルな形態。重心の真上から吊られることによって、クルクル回ったりユラユラ揺れたり、まさにバブルの名前がピッタリです。

 隅から隅までシンプルで、非の打ち所がないほど合理的です。まるで時間をかけて自然が作り上げた形態のようです。言いかたを変えれば「神」が作った形態のよう、というと大げさすぎますか。

 こんなのが家にあったら、子供が大喜びして遊びそうですね。

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2006/05/01

MonsterPod


 MonsterPod:どこにでもくっつく粘弾性一脚 - Engadget Japanese発見

 「粘弾性モーフィングポリマー」というもので、いろんなところにくっつくんだそうです。 MonsterPodのサイトへ行くと、ホントにいろんなところにくっついている写真があります。テニスラケットの網の部分とか、直径2センチくらいの細いパイプ、雪の山なんてのもあります。雪の山の場合は、くっついているというよりも乗っかっているって感じですが。

 これはもう、カメラ用一脚にだけ使っているのはもったいなくて、もっといろんなことに使えそうですね。あ~、なんだかとってもいろんなことに使えそうな気がしてきた。あ~、これはスゴイぞ。フフフフフ。

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