2006/06/22

君が代 日の丸

 右とか左とか、そぉゆぅことは抜きにして、単純にカッコいいなぁ、と最近思うんです。

 君が代。

 前奏なしでいきなりものすごく低いところからはいります。で、すごぉくゆっくりゆったりと進んでいって、盛り上がるのか、と思ったらまた沈んで、沈んだと思ったらいきなり盛り上がって唐突に締め。
 寄せては返す波のようです。そしてこんなに短い歌の中で、これ以上ないほどの静寂と、これ以上ないほどの高揚感をもたらします。
 (↑ もっとも多感な中学生ぐらいの頃に洋楽にハマっていた私は、歌を聞くとき、歌詞を聞かずに音だけを感覚的に聞く傾向にあるみたいです。)

 こんな国歌って他にはありません。(←確信ナシ)

 サッカーの国際大会では、オープニングの国歌斉唱が楽しみで仕方ありません。有名な歌手が独唱するよりも伴奏だけ流れてスタジアム全体で歌うのが好きです。


 日の丸。

 All grades というサイトでは、世界の国旗をデザインで評価して得点順に並べてます。
 日の丸は見事3番目です。右の方に評価基準なのか単なる分類なのか分かりませんが、幾つかのアイコンが並んでるんですが、「Simple」ってのは日の丸ですね。「Simple」代表ってことみたいです。

 シンプルなのに、こんなに強い印象を残す国旗って他にはありません。「日出づる国」っていうバックグラウンドストーリーも完璧カッコいいです。
 東京五輪の前には、この日の丸の赤い丸の大きさや色について細かく吟味されたという話を聞きました。究極にシンプルなだけに、相当に困難な作業であっただろうと思われます。

 日本という国の象徴とも呼べるこのふたつは、日本人の精神性のようなものを表しているんだろうと思います。
 ただ最近、表層に現れているものと本質が逆のことって結構多いなぁ、と感じることがあって、象徴が崇高になればなるほど本質が危うい気がするようなしないような。

 そのあたりのことはおいておいて、今日はとにかくニッポンガンバレ!!

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